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日々のこととか六命のこととか _('ω' 」  )_
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9更新目表日記+α。


れるめも (X)


「なにのやさい、だって?」
前の街でいろいろ買い込んでいたような気がするのだが、忘れたのだろうか。そう問い直すと怒られた。

「野菜じゃないわよ、聖夜祭!クリスマスのお祭りのことよっ!!」

「ほう、くりすます。ですか」

「………それでアンタ、クリスマスが何だかわかってる?」

「いや?」

「まったくレルカってば。いい?クリスマスっていうのはね〜……───」

相変わらず怒ったような説明口調でがなり立てる(しかし実際それほど怒っている訳ではないようだが)彼女を横目に、そういえば以前にもこんな会話をしたことがあったような、既視感のような感覚に首を傾げていた。

※メモが紛失した為、今回はレルカの回想となっています。 






今回はこれだけ。
あとで書き足すかもしれませんが。
アッ X'mas絵と正月絵は別頁にあります。




release element >>>


[NEW!!]
◇「嫌」の感情が解放されました。
 

[update.]

学習機能:Lv2 連続発声可能音…15 もっともっともっともっとがんばりましょう。






------------------

◆◇◇


『───くりすます?』

『そう、大きな樅の樹を飾り付けてたくさんの料理と甘いケーキでで御祝いするんだ』

『・・・・ふうん』

『興味ないかい?』

『だって、どうせわたしには関係ないわ』

『そんなことはないさ。それにね』

『?』

『クリスマスの夜には全身赤尽めの爺さんが、プレゼントを運んできてくれるんだぜ?』

『子供扱いしないで』

『おおっと、こりゃあ失礼・・』

『それに、そんなあからさまな不審者、ここに入って来れるわけない』

『たはは・・・不審者ってなあ』

『でも・・・・』

『うん?』

『もし来てれくたら』
少女は窓に手をついて外を見ていた。祈るような、か細い声。

だから彼は、こう言った。
『必ず来るさ。そいつは子供の笑顔が大好きなんだ』

少女が何か言いたげな、僅かに不満げな顏をして見返るから、彼は少しの間首を傾げて。
やがてはっと思い至ると、視線を彷徨わせた後、済まなそうに苦笑した。


そして、その夜、 少女の望みは叶えられた。

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